こんにちは、reeです!
世の中の主婦は大きく分けると、『共働き主婦である兼業主婦』と『専業主婦』のふたつにわけられます。
共働き中のあなたも、初めから専業主婦のあなたも、共働きを経験して現在は専業主婦というあなたも、「今、幸せですか?」という質問をされたらどう答えますか?
ある調査によると、共働き夫婦の約75%が今の生活が幸せであると回答しています。
そういえば最近テレビCMなどでも、父親と子供が一緒に夕食を作り、後から母親が仕事から帰ってくるというシチュエーションをよく見かけますよね。
男性が家事をすることも決して珍しくはなくなってきていますが、やはり女性が仕事をしながら家事や育児も行う家庭がまだまだ多いように感じます。
母親であるあなたは「せめて子供が手がかかるうちは子育てに集中したい」という気持ちと、「子供がいても一社会人として自立していたい」という相反する気持ちを持っていたりしませんか。
専業主婦の方、また共働きの方はどんなことで悩んだり幸せを感じたりしているのか。
そこで今回は、専業主婦と共働きそれぞれのメリットやデメリットを挙げてみました。
もくじ
専業主婦になりたい人と働きたいと思う人の割合は?
突然ですが「共働きと専業主婦のどちらが幸せなの」と聞かれたらあなたはなんと答えますか。
ワタベウェディングのアンケートでこの質問をしたところ、回答した20代から40代の女性のうち「専業主婦になりたい」と答えたのは約50%ほどだったようです。
ちなみに「結婚しても妻に仕事を続けてほしい」と答えた男性は、約60%もいたそうです。
あら、なんと半数以上(笑)
この結果を見ると、結婚して家庭に入っても仕事を続けることになりそうな女性がかなり多いことがわかります。
また一昔前は結婚して専業主婦になることが主流でしたが、それが女性の幸せではない、という考え方の多様化が見られますよね。
私自身も家庭に入って子供に手作りのおやつを作ってあげたり一緒に過ごす時間を沢山もちたいという想いがある一方で、子供が小学生、中学生となり手がかからなくなった時のために自分の生きがいとなる仕事を持っていたいという両方の気持ちがあります。
もちろん家庭や子供は大切ですが、自分の人生も充実したものにしたい。
そんな思いを抱えて、大変ではあるけれど家事や育児、仕事を両立させて頑張っている女性もきっと多いことでしょう。
共働きと専業主婦にはそれぞれメリットもあればデメリットもあり、どちらを選ぶかは女性にとって永遠のテーマであるとも言えます。
そこで今回は、共働きと専業主婦のメリットとデメリットについてお伝えしていきたいと思います。
共働きのメリットとは?
まず最初に、共働きのメリットについて。
経済的に余裕がある
共働きの最大のメリットといえばやっぱりこれですよね。
夫婦両方に収入があることで経済的に余裕が生まれやすいことですね。
一人より二人が働けば家計が助かり、男性一人が働く場合よりも金銭面が安定するのは当然のことと言えます。
共働き夫婦であれば、生活費は夫の収入で賄い、将来のための蓄えとして妻の収入を貯金に回すことも可能となります。
収入の安定は精神的にも余裕ができるので、これはやはり大切であると言えますね。
子供と一時的に離れることで気持ちに余裕がもてる
私の友人で、フルタイムで働きながら子供を育てている母親がいます。
さぞ大変かと思いきや、彼女は家でずっと子供と一緒にいるより働いていた方が気持ち的に楽だと言っていました。
特に子供が小さいうちは外出もままならず、家で子供と二人で過ごす時間が多くなってしまいます。
そんな時に、産後うつやノイローゼになってしまう母親もいるようです。
その点、共働きで働く母親は仕事を持ち社会と関わりを持つと同時に、気分転換をすることもできます。
子供とふたりきりにならない環境が、息抜きにもなり気持ちに余裕を持って子育てができるようになります。
もちろん働くことそのものが負担になってしまう母親もいますが、逆に人によっては気持ちの切り替えができるというメリットにもなるようです。
年金額が増える
夫婦の収入が増えれば、それに比例して将来受け取れる年金額も増えていきます。
年金を多くもらえるのは、共働き主婦の大きなメリットのひとつでもあります。
専業主婦と比べても、例えば60歳までフルタイムで勤務した場合、受け取れる年金額はかなり多くなります。
大学を卒業してすぐ正社員として働き出し方場合、定年まで働くと勤務した期間は37年となり、それだけ頑張って働いてくれば年金が多くもらえるのは当然であるとも言えます。
ですが、時代の変化で年金受け取り年齢が上がっていったり、そもそも年金をしっかりもらえるのか、先行き不安な時代でもありますよね…
社会性が身に付く
社会で仕事をしてているもの同士として、社会性が身につき、夫と気持ちを共有できるのも共働きのメリットであると言えるでしょう。
さらにある調査によると、共働き家庭で育った子供の方が勤労意識が高くなり、将来収入が高い職業につきやすいというデータもあります。
また子育てをする上でも社会性を持つことは重要であり、働く親の背中を見て育てば、自然と子供も働くことに意欲を感じるようになります。
親が生き生きと働く姿を見せていれば、きっと子供も働いている両親のことを誇りに思うようになりますよ。
これは「立派な社会人になりなさい」と言葉で伝えるより、よほど説得力があります。
共働きのデメリット
次に共働きのデメリットについて挙げていきたいと思います。
時間的・体力的な余裕がない
仕事をしながら家事や育児をこなすのは想像以上に大変です。
毎日時間に追われ、1日が24時間では全然足りないと感じている方も多いのではないでしょうか。
時間に余裕がない中で仕事や家事をこなすことは、体力を消耗しストレスも増えていきます。
どんなに仕事が忙しくても子育てに休みはありませんし、子供の送り迎えなども毎日こなさなくてはなりません。
また子供は忙しい親の様子を見て、言いたいことを言えなかったり、もっと構って欲しいのを我慢したりということもあるかもしれません。
結果、仕事のこと、家のこと、子供のことが上手く回らなくなり余裕がなくなって退職を選ぶといった結果になることがあります。
妊娠・出産の計画が立てにくい
会社に勤めていると一人で仕事をしているわけではないので、同僚と協力して仕事を進めたり、スケジュールの関係でプライベートな用事で仕事を休んだり早退するということがしにくい環境になってしまいます。
そんな時に問題になるのが、二人目にの妊娠の時期です。
そろそろ二人目を考えたいけれど周りに迷惑をかけることを恐れ、タイミングを逃してしまうこともあります。
仕事をしていると、妊娠や出産の時期について悩まなければいけないのも共働きのデメリットであると言えますね。
保育料がかかる
保育料は子供の年齢や親の収入によってもかなり金額が違ってきます。
保育料は平均は約3万円ぐらいであると言われていますが、例えば1歳の子供を無認可保育園に預けた場合、6万円から7万円かかることもあり家計に響くことも考えられます。
勤め先のパートさんによく「二人目半額、3人目無料になるから、続けて産んじゃいな!」とよく言われていました(笑)
とはいえ、仕事と家事・育児の両立に限界を感じたので2人目妊娠中に退職してしまいましたが…
共働きで子供が小さいうちから保育園に預ける場合には、保育料がかかるというデメリットがあるということをきちんと把握しておきましょう。
子供のことで職場に迷惑をかける
小さな子供は、よく熱を出したりお腹を壊したりと体調を崩すことがあります。
そんな時に実家が近く頼める人がいる場合はよいのですが、誰もいない場合は職場を早退し子供を迎えに行き病院に連れていったり看病したりしなければなりません。
こういう場合に申し訳ないという気持ちになり、肩身が狭い思いをしながらも帰らなければならないことも、共働きで子育てをする際のネックであると言えます。
これって職場の人たちの考え方がものすごく影響しますよね。
「子供が小さいうちは当たり前。こっちは大丈夫だから子供についていてあげなね」
「いつも呼び出しで早退して残りの仕事は誰がやると思っているんだ」
子持ちの女性ばかりの職場であれば「お互いさま」で仕方ないという考え方になるでしょうけれど、こんな職場もきっと少ないですよね。
自分もパートさんからは優しいお言葉をいただいていましたが、独身女性や男性上司からは陰で辛口なことを言われたり、快く思っていない態度や雰囲気を感じていました。
「自分だって仕事をきちんと終わらせたい。けれどこの子の親の代わりはいないから仕方がないじゃない」と悔しい思いをしながらお迎えに行き、時にはそのまま足早に病院を受診していました。
後日出社したときに、いつも以上に真剣に仕事をするなど態度で挽回するしかありません。
当時を思い出すだけで、胸が痛みます……
専業主婦のメリットとは?
では今度は、専業主婦のメリットについて見ていきたいと思います。
子育てに専念できる
専業主婦の一番のメリットは、子育てと家事をにかける時間を十分に持つことができる点であると言えますね!
共働きと違い時間に余裕があるので精神的にも余裕ができますし、また子供も母親と一緒の時間を思う存分楽しむことができます。
仕事していた時の毎朝のドタバタがなくなったことが私は一番のメリットに感じました。
今、朝から用事が入っている時にバタバタすると、当時を思い出します^^;
数日用事が続くとあっという間に家がグチャグチャに…
私にフルタイム勤務は向いていないんだなぁと痛感する瞬間です。
時間的な余裕をもって育児ができ、家事もこなせるのが最大のメリットですね。
妊娠・出産を計画しやすい
共働きのように仕事などの縛りがない専業主婦は、妊娠、出産を考えた際に自分のタイミングで行動することが可能となっています。
「仕事もあるしタイミングをどうしよう」「毎日の仕事や生活に余裕がなく、子供どことではない」など何らかのストレスを抱えていると、妊娠しにくくなるとも言われています。
その点専業主婦は仕事のストレスやスケジュール的な面で影響がないため、妊娠をしやすい環境にあるとも言えるでしょう。
夫が仕事に専念できる
専業主婦になることは夫にとっても仕事に集中できるというメリットがあるのではないでしょうか。
専業主婦の妻が家事や育児をしてくれるため、妻は、家事と育児、また夫は仕事とはっきりと役割分担ができます。
子供が突然熱を出した、お腹の調子が悪いなど病気になった際には、家でゆっくり看ていられる環境があると、安心して出かけられますよね。
社会保険料の負担が減る
共働き夫婦の場合は、妻と夫がそれぞれ社会保険料を納めなければなりません。
しかし妻が専業主婦の場合は、夫の扶養者となるので妻は社会保険料を負担する必要がありません。
また扶養者がいる場合は、家庭の収入源は夫のみとなりますが、配偶者控除が適用され住民税や所得税が減額されるというメリットもあります。
専業主婦のデメリットとは?
では次に、専業主婦のデメリットについてを見ていきたいと思います。
収入が夫の給料のみとなる
専業主婦は家庭での役割分担をわけられるというメリットがありますが、反面収入面においては夫に頼らざるを得ない状況となります。
もしも万が一夫が急に病気やけがなどで働けなくなったら、たちまち生活が成り立たなくなってしまいます。
また、専業主婦の生命保険加入率はとても低いです。
ですから専業主婦は、保険に加入するとか、副業などしてもしもの場合に備えておけると安心ですね。
孤独を感じる
会社勤めの共働き主婦と違い専業主婦は社会と接点が少なく、自分から積極的に人間関係を築いていかないと孤独を感じることが多くなってしまいます。
特に幼い子供がいると外出もあまりできないので、今日は夫以外と誰とも話さなかった、または会わなかったなどという日もあるかもしれません。
いくら専業主婦とはいえ、孤独を感じるのはやはり辛いことですよね。
また自身に収入がないため、自分は社会から取り残されているのではないかという不安に苛まれることもあるでしょう。
そんな時は、昨日の自分より今日の自分の方が充実しているというなにかを見つけ、また家にいても子供の成長を楽しめる工夫をするとよいかもしれません。
日々何かひとつでも楽しいことを見つけると、それだけで気持ちが上向きになり、自信喪失することなく家事や子育てを頑張ることができますよ。
視野が狭くなりがち
専業主婦になると、自分が過ごす世界は家庭と近所付き合い、またママ友などと過ごす時間が中心となります。
そんな時に共働きで外で働いている女性がうらやましくなったり、ママ友との付き合いで疲れてしまったりと世界が狭くなってしまうのも専業主婦のデメリットであると言えます。
時間に余裕があるため悩まなくて良い小さなことが気になったり、周りへの不満が募るということもあるかもしれません。
実は共働きの多い保育園より、専業主婦の多い幼稚園児の母親の方が、先生に対するクレームが多いという話を聞きいたことがあります。
この点は意識して注意したいところですね。
テレビやスマホでニュースを観たり、トレンドを気にするなど、社会の動きを追うことを意識するだけで結構違うものですので、ぜひ取り入れてみてください^^
夫の気持ちに共感できない
普段会社で働いている夫には、仕事や上司などに対するさまざまな不満やストレスがあり、それを家で妻に打ち明けることもあるでしょう。
しかし専業主婦であるあなたは、共働きより夫の気持ちに寄り添うことが難しいと感じることもあるのではないでしょうか。
そんな時は夫の話によく耳を傾けて共感してあげることが大切です。
間違っても夫の発言を非難したり否定したりしてはいけません。
専業主婦だって子供が小さければ子供に振り回されて一日終わることもよくあるので、「私の大変さもわかってよ!!」との気持ちになりやすいものです。
しかし夫に対して「いつも家族のために働いてくれてありがとう」という感謝の気持ちを持ち、思いやりを持って接することで家族円満になります^^
で、結局共働きと専業主婦どちらが得なの?
ここまで共働きと専業主婦のメリットやデメリットについて詳しく見てきましたが、結局どちらが得なのでしょう。
答えは、どちらが得ということではなく、それぞれの家庭の事情により異なります。
例えば子供を保育園に入れたくても入れられなかったり、母親が働いて得る収入より保育料の方が高くなってしまうという場合には、専業主婦を選ぶ方がよいでしょう。
ですがもしもあなたに働きたいという意志があるのなら、夫の収入額に関わらず働いた方がいいように思います。
たとえパートであっても、金銭的な面や「自分で収入を得ている!」との思いを得られるのは、プラスになります。
働くことで気持ちが前向きになれますし、保育料がかかったとしても月にすこしでも貯金できれば将来に備えることができますよね。
またパートタイムで働くよりも正社員で働く方が、受け取れる年金額にも違いがでできます。
収入を一番に考えるのか、時間や精神的余裕を一番に考えるのか、
今一度自分の気持ちと家庭状況を照らし合わせて選択できるといいですね^^
自分がどうしたら幸せになれるのか
仕事をするというのはもちろん生活のためですが、社会に出てさまざまなことを経験する中で成長したり、自分の居場所をつくるためのものでもあると言えます。
あるデータによると働いている女性の中で育児休暇取得後に職場復帰するのは約3割程度に留まっており、約6割の女性はそのまま仕事を辞めてしまうという現実があるようです。
きっとそれだけ共働きで仕事と家事や育児の両立は難しいということなのであろうと思われます。
また専業主婦となっても夫だけの収入に頼るというのは、万が一働けなくなった時のことを考えるとやはり不安は残ります。
これらのことを鑑みて考えると、やはりこれからは主婦も仕事を持っていた方が良いようにも感じられますね。
ただ働くことはただお金を稼ぐというだけではなく、あなた自身これからがどういう人生を理想としてどう生きていくのかを考えることも大切です。
人生は一度しかないのですから、共働きか専業主婦どちらを選ぶのかについては、よく考えて答えを出すようにしましょう。
共働きで幸せを感じるために大切な心がけ
共働きで毎日充実している主婦には、実はある共通点があります。
ここでは、さまざまな悩みを抱えながら仕事と家事を両立している方ために、あなたがこれから心がけるべきことについて述べていきたいと思います。
夫婦のコミュニケーションを大切にする
夫とうまく意思の疎通ができており、お互いがそれぞれ相手に尊敬と感謝の気持ちを持っている夫婦は、共働きで忙しくでも毎日充実している日々を送っています。
仕事や子育て、家事も全て母親一人でこなしていくことはできないので、やはり家族の協力が必要となります。
普段はほとんど家事を手伝えないとしても、休日には夫が子供を見てあげることにより、妻にゆっくりしてもらうことができます。
また妻は帰ってきた夫を労うなど「毎日大変だけど一緒に頑張っている」と感じることで気持ちが満たされていきます。
今の生活を楽しもう
共働きで充実した楽しい毎日を送るためには、くれぐれもあなたが無理をしないことが大切です。
働きに出て気分転換する方がよいと考える兼業主婦や、家族をささえるため主婦業に専念するなど人気それぞれ考え方は違っていて当然です。
また働きたいけど家庭での時間も大切にしたいというあなたは、パート派遣で短時間働くこともできますし、在宅で仕事をするという方法もあります。
人生は楽しむためにあると考え、毎日満たされた幸せな生活を送っていることは子供にもきっとよい影響を与えるはずです。
主婦には在宅ワークもおすすめ
共働きである兼業主婦の中には在宅で仕事をして、毎日の生活を楽しんでいる方もいます。
家にいながらにして収入を得ることができれば、子供と一緒に過ごしながら仕事をすることができますよ。
仕事をしながら自分の時間も持て、また本業並みに稼ぐことも可能なる在宅ワークは主婦には特におすすめです。
在宅ワークは専業主婦と共働き主婦のどちらのメリットも持ちあわせていますので、ぜひ一度始めてみることを考えてみてはいかがでしょうか^^
大切なのは子どもとの時間をどう過ごすか
子どもに悪影響が出るのは親からの愛情を感じられないときです。
共働き、専業主婦のどちらを選んだときにも子どもの話を聞く時間をとり、スキンシップをとることで親の愛情は伝わるはずです。
どちらを選んだとしても、子どもにとっては変わらない大好きなお父さん、お母さんです。
まとめ
共働きと専業主婦のどちらが幸せかということは一概には言えません。
なぜなら幸せだと感じる条件は、人それぞれに違っているからです。
特に子育て中の主婦にとっては、専業主婦になるべきか、または共働きするべきかは、経済面や子供の世話などを考えると簡単には答えの出せない難しい問題ですよね。
そんな時には、あなた自身が家庭生活を築きまた生き方をしたいのか、また仕事をすることの意味について考えることが大切です。
きっと母親であるあなたが充実した毎日を送って生き生きとしていれば、家族も幸せな生活を送ることができますよ^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました!