子供・子育て

共働きの子供は寂しいの?ワーママが気になるその理由と大切な〇〇

こんにちは、reeです!

 

共働きしているあなたは

「子供と一緒にいる時間が少ないと、子供が愛情不足になるのでは?」

と一度はこんな不安を感じたことがありませんか?

 

実は一部のウワサでは、「日中に両親ともに家にいない共働き夫婦の家庭は、子供が寂しい思いをして愛情不足から情緒不安定になる」と言われています。

 

果たしてこのウワサは本当なのでしょうか。

 

結論から先に言えば、共働き家庭で育ったからといって子供が愛情不足になるということはありません!

 

しかし専業主婦の母親に比べ、共働きの母親は一緒にいられる時間が限られていることは事実ですよね。

 

こういうことから、「子供が寂しい思いをしているのではないか」「愛情が足りないのではないか」と不安になるのかもしれません。

 

そこで今回は、

・共働きは子供の情緒面に影響するのか?

・愛情不足になるというウワサは本当か?

・子育てをする上で心がけなければならないことは?

について述べていきたいと思います。

もくじ

共働きの子供が情緒不安定になるってホント?

まず結論から述べると、共働きは子供が愛情不足なったり情緒不安定になるというのウワサは間違いです。

 

ではなぜこんな噂が流れてしまったのでしょうか。

 

そればまだ共働きがそれほど多くはなかった頃、専業主婦の家庭に比べ共働きだと子供は親と関わる時間が短くなるため、子供は「自分は愛されているんだろうか」と不安を持つのではないかと懸念されているからだと推測できます。

 

保育園に通うようになると、だいたい朝7時ぐらいから18時まで子供達は保育園で過ごしますよね。

 

子供たちはその時間を先生や他の子供たちと楽しく過ごしているので、その間ずっと不安を感じているとは思えませんよね。

 

共働き夫婦の場合、仕事はもちろんですがその他にも家事や子育てもこなさなくてはなりません。

子供のことが一番大切なのは当然のことですが、疲れているとよく話を聞いてあげられなかったり、ご飯を済ませたり寝る準備をして欲しいからとつい「早くして!」と叱ったりすることがありませんか。

 

そういう状況から親としては「もっと時間も心も余裕をもてたら子供にカリカリしなくて済むのに」との思いが出てきます。

 

いつも子供としっかり向き合えていないから、寂しい気持ちにさせているのではないかと思ってしまうのです。

 

そんな時は休日に子供と一緒に過ごし、子供の目を見て話を聞いてあげたりぎゅっと抱きしめてあげるなど愛情を伝えるようにしましょう。

 

「いつも忙しくしていてごめんね。でも〇〇のこと、大好きだからね」

と一言伝えて抱きしめるだけで子供は親の愛を感じてくれて安心するものです。

 

あまり気負わずに、寝る前や一段落つくなど時間を見つけて子供ときちんと向き合うことが大切です。

 

共働きは関係ない。子供への悪影響とは

仕事の疲れやストレスで必要以上に子供をしかってしまったり、子供の前で夫婦けんかをしてしまうのは子供の情操教育にあまりよくありません。

 

また子供の世話ばかりでなく、たまには時間を作って子供と一緒に遊んであげることも大切です。

 

しかし実はこういうことは、子供と一緒に過ごす時間の長い専業主婦の母親にも当てはまることがあります。

 

一日中ずっと子供と一緒に過ごしていると、言うことを聞いてくれなくて強く叱ってしまったり、またイライラがつのることがありますよね。

 

子供は見ていないようでよく親の姿を見ており、気持ちの変化などに敏感に反応するものです。

 

ですからこのような状態が長く続いてしまうと、本当に子供の心を傷つけてしまうことになりかねません。

 

大人よりも数十倍感受性が豊かな子供はでささいなことで傷ついたり、落ち込んだりします。

 

たとえ毎日忙しくても、子供に対する思いやりを忘れないようにすることが大切です。

 

ちょっと強く叱りすぎたな…と感じたら

「さっきはあんなに怒ってごめんね」と素直に謝りましょう。

 

子供は両親から愛されていると感じることで安心して自己肯定感、また自立心も強くなっていきます。

 

世間の目が子供を傷つけることも…

共働きで夕方まで保育園に預けていると、仕事の都合でどうしてもお迎えが遅くなってしまうこともありますよね。

 

そんな時にもし「いつもお迎えが遅くてかわいそう」などと周りの大人から声をかけられると、子供自身が「自分はかわいそうなんだ」と思い込み傷つけてしまうこともあります。

 

こんな声かけ、ご近所さんからあったりしませんか?

とくにご年配の方たちから…^^;

 

また夏休みになってもなかなか遊びに連れて行ってもらえない、忙しくて一緒に時間が少ないなどという理由から、このような「かわいそう…」という偏見が生まれることもあるようです。

 

そんな時、あなたは働くことで子供に負い目を感じる必要はありません!

 

むしろそんな時こそ「あなたは十分愛されているよ」という気持ちを子供に伝えることが大切です。

 

子供や家族のため、また自分自身のために誇りを持って仕事をしているんだと前向きな姿勢を見せればきっと子供に伝わるはずです。

 

学力に影響はあるの?

「専業主婦の家庭では、親が宿題を一緒にしたり〇つけをしたりする時間があるから、共働きの家より頭がよくなるの?」と思っていませんか?

 

その無用です。

 

放課後の児童館で宿題をすることも出来ますし、帰宅後に親がご飯支度をしているときにする子もいます。

 

むしろある調査では

  • 保護者や子供の規則正しい生活習慣を心掛けているかどうか
  • しつけや人間形成に関すること、自立心やコミュニケーション能力の発達に保護者が働きかけているか
  • テレビゲームなどで遊ぶ時間を制限しているか
  • 政治経済など社会問題への関心の有無、新聞や本を読む時間を確保しているか
  • 学校の行事への参加や情報提供に敏感になっているか

といった問題の方が、学力に大きな影響を与えるとも分かっているみたいです。

 

親の就業の有無は、関係ないようですね^^

 

共働きは子供にとって良い影響もたくさんある

実は共働きは子供に良い影響を多く与えていることもあります。

 

その理由をお伝えしていきますね。

 

家庭では出来ない経験をたくさんできる

実は保育園や幼稚園での延長保育には多くのメリットがあります。

 

保育時間が長い分、工作やお菓子作りまた、冬には雪遊びなど本当に色々な経験をすることができます。

 

また他の年齢の子供と一緒に過ごすことで社交性が身に付くのもメリットであると言えます。

平日は主に朝や夜しかいない家では大変なトイレトレーニングも日中は保育園でもしてくれますし、毎日決まった時間にご飯を食べたりお昼寝することで、規則正しい生活リズムが身に付くのも有難いことですよね。

 

さらに保育園での給食は自宅ではなかなか出来ない手の込んだもので、栄養のバランスを考えて献立作りをしてくれるため、働く母親にとっては本当にありがたいですよね。

 

たとえ平日は朝と夜だけという子供といる時間は短くても、その短い時間で子供に愛情を注いでいれば何の心配もありません。

 

共働きで子供を保育園に預けることは、家庭では得られない外からの刺激を多く受け、子供自身が成長していけるという大きなメリットがあります。

 

家庭の中でも自主性が育つ

子供も2~3歳ぐらいになってくると、だんだん言葉や周りの状況もわかるようになってきます。

 

いつも忙しそうにしている母親を見て、子供が自分ができることは自分でやろうという自立心が芽生えたり、お手伝いをしてあげようという優しい気持ちが自然と現れるのも、共働き家庭のメリットと言えるでしょう。

 

誰にも言われなくても自分で考えて自主的に行動できるというのは、とてもすばらしいことですよね。

 

自主性が身に付いたり、周りの状況を見て自分で判断する能力というのは大人になってからも役立ちますから、この力を子供の頃から早いうちから養えるのはとてもよいことであると言えます。

 

子供が愛情不足に陥らないために気を付けたいこと

限られた時間しか子供と一緒にいることができなくても、愛情を注いでいれば何の心配もいりません。

 

実は子供が愛情不足にならないようにするためには、抑えておかなければならないいくつかやるべきことがあります。

 

以下ではそのことについていくつか述べていきたいと思います。

子供の構ってのサインと見逃さない

「抱っこして」「一緒に遊んで」「この本を読んで」

などと子供が甘えてくるというのは、構ってほしいというのサインです。

 

例えば転んで少し擦りむいただけで泣いたりするのも「私を見て」というサインであると言えます。

 

そんな時はどんなに忙しかったり疲れていたりしても、軽くあしらったり無視したりせずに、ぎゅっと抱きしめてあげたり「足、大丈夫?」や「大好きだよ」と言葉にして言ってあげると子供は親の愛情を感じ、親子の信頼関係を築くことができます。

こどもの話を聞く

「お母さんこれ見て」「今日保育園で◯◯ちゃんと遊んだ」などというように子供が話しかけてきた時は「これは◯◯だね」「良かったね。楽しかった?」というように子供の目を見ながら返事をしてあげましょう。

 

そうすることで子供は「話をちゃんと聞いてくれている」と感じ、安心感や満足感を得ることができます。

 

どうしても忙しくて話を聞いてあげられない場合には「後でゆっくり聞くからもう少し待っててね」と伝え、ちゃんと子供の言葉に答えてあげましょう。

 

子供を肯定してあげる

子供は時々わがままになり、言うことを聞かないこともあります。

 

そんな時「わがままな子は嫌い」というように子供の行動を否定するようなことを言ってはいけません。

 

まずはどうして子供がそういう行動をとったのか、どうしてわがままをいうのかという気持ちを察してあげることが大切です。

 

自分が遊びたかったおもちゃで、友達が遊んでいて遊べなかった、お母さんに本を読んでほしかったのに読んでくれなかったなど、子供なりの理由がきっとあるはず。

 

「あなたの気持ちはわかっているよ」と伝えることで子供は安心し気持ちも安定します。

 

叱る際にも、まずはどうしてそんなことをしたのか聞き気持ちに共感してあげることを忘れないようにしましょう。

 

言葉ではっきり愛情を伝える

子供はよく「お母さん大好き」というように自分の気持ちを素直に言葉に表してきませんか。

 

あなたも同じように、普段から子供に対して「お母さんはあなたが大好きだよ~!」と言葉にして伝えるようにましょう。

 

言葉にすることで子供にストレートに愛情を伝えることができます。

 

また言葉に出すことで自分の脳にも刺激が伝わり、子供に対する愛情がさらにつよくなるという効果もあるそうですよ^^

 

恥ずかしがらずに「愛しているよ、大好きだよ」とたくさん言ってあげてくださいね。

 

あなたが幸せに日々を過ごすことが一番大切

 

子供のためや家族のためにと頑張ることも大切ですが、あなた自身が毎日充実した日々を送り心身ともに満たされることが大切です。

 

きっとそれが、子供のためにもなるはずです。

 

根本的には、まずあなた自身が満たされることが、結果的には子供のためになります。

 

帰宅しても休むこ暇もなく家事をこなしたり、子供の世話をすることももちろん大変ですが、あなた自身が仕事や子育てを楽しみ、生き生きとした姿を見せることが、子供にもよい影響を与えるはずです。

 

逆に、仕事をしている自分に後ろめたさを感じ、「仕事が忙しくても構ってあげられなくてごめんね」などとネガティブな気持ちでいると子供もその気持ちを汲み取りネガティブな気持ちになってしまいます。

 

「子供が愛情不足になったらどうしよう」などと心配せず、あなたが子供や家族に対しても、愛情を持って接することが一番大事。

 

そうすれば家庭の雰囲気も明るくなりますし、仕事にも家事にも一生懸命なあなたの姿をみて、子供が大きくなった時にはきっと尊敬の眼差しで見ることでしょう。

 

まとめ

両親が共働きだからという理由で、子供が情緒不安定になったり愛情が不足するということはありません。

 

ただ、仕事や家事に忙しく、時間に追われ気持ち的に余裕がなくなると、つい子供を叱ったり話を聞いてあげられなかったりすることがあると思います。

 

こんな状態が長く続けば、子供が情緒不安定になる可能性は否定できません。

 

こういう事態に陥らないようにするためには、子供と話す際にきちんと向き合う姿勢を示すことが大切です。

 

また叱ってしまった場合は、後から「大好きだよ」という愛情をしっかり子供に伝えフォローすることが重要です!

 

共働き家庭で育つことは、子供にとってメリットが多くあります。

 

不安を感じることもあるかもしれませんが、マイナス面ばかりに目を向けずに、前向きな気持ちで仕事や家事や子育てを毎日楽しみながら行っていきましょう!

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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