主婦のワークスタイル

ワーママが仕事を辞めたいと思う4つの瞬間と退職をしぶる5つの理由とは?

こんにちは、reeです。

 

子育てをしながら働いているワーキングマザー(ワーママ)に

「なぜ仕事を辞めたいと思うのか?」と質問すると、

圧倒的に多いのがこちらの回答。

 

「仕事と子育ての両立ができず不完全燃焼、モヤモヤして疲労が溜まるばかり」

 

この記事を読んでいるワーママさんも、

心当たりがあるのではないでしょうか?

 

とあるサイトでは、

ワーママへのアンケートでおよそ60%が、

疲れが取れずに仕事を辞めたいと回答しています。

 

ワーママの中には家事も仕事も育児も手際よくこなしている方もいるでしょう。

 

婦人雑誌を見ていても

私はこうして上手くやっています!

とよく記事が出ています。

 

「すごいなぁ。私も頑張ろう。」

と思う気持ちもあれば、

「私にはこんなに上手に出来ないし」

と思う気持ちもあるのではないでしょうか。

 

誰でもマルチにこなせるわけではありません。

 

ましてや自分一人だけで全てをこなそうとするのはかなりの負担ですし、

誰もが完璧にこなせるものではないんです。

 

家事も育児も仕事も抱えるなんて、とても大変なことです。

 

辛いと思うのは当然ですよね。

 

子供を育てるというのは母性本能で自然と「やらなければ」と思うもの。

 

赤ちゃんは自分でミルクを飲めないわけですから、

赤ちゃんが泣けばミルクを…と思うのが母性本能。

 

もともと母性本能を持っているからこそ、

女性は子育てを優先したいと感じる人が多いのです。

 

ただ、仕事となると話が違ってきます。

 

家計を支えられる程度のパートで良いと思う方もいれば、

キャリアを認められたい、キャリアを積みたいと思う方もいます。

 

同じ女性でも仕事に対する考え方や感じ方は千差万別で、

仕事の量やペースをある程度は変えることができます。

 

子育てに集中したいと思う方は、

その気持ちを諦めなくて良いんです。

 

子育てに集中したいと思うなら、

仕事の量を調整したり、小学校にあがってから仕事に復帰するなど

選択肢はありますし、自分の人生ですから自分で決められます。

 

自分以外の仕事と子育ての両立で悩んでいるワーキングマザーが、

どんな悩みを抱えてどんな働き方を選択したのか。

 

今回は仕事を辞めるかどうか決断するためのポイントをご紹介します。

 

 

もくじ

仕事を辞めたい最大の理由は「日々溜まり続けるストレス」

 

多くのワーママが仕事を辞めたい理由としてあげるのが、

「日々ストレスが溜まり続ける」という点です。

 

特にワーママが抱えるストレスの原因となっているのがこちら。

 

・時間が足りない

・体力が衰えた

・掃除をきちんとできない

 

私も過去にワーママをしていた経験から、

家事の細かいところまで手が回らずにストレスが溜まりました。

 

特に掃除やデスク回りの書類整理は気になって気になって、

でも時間が足りず体力も削られて手が回らず…

 

書類が山積みになり、掃除が行き届いていない家に帰るたびに、

不完全燃焼でイライラしました。

 

仕事をしていれば朝から夕方まで会社勤め、朝晩の子供達の送り迎え。

慌ただしく家に帰れば、

食事の支度やお風呂、歯磨きなど子供のことと家事。

 

通勤で満員電車を利用しているとまでなったら、

その疲労たるや相当なものです。

 

肉体的にも精神的にも疲れ切ってしまうのは当然のこと。

 

やることも山積みですから、自分一人の時間が十分に取れるはずもなく

「睡眠時間が足りない」

と感じているワーママも多いですし、

それどころか子供と過ごす時間も足りないと感じている人も少なくありません。

 

 

ワーママが仕事を辞めたいと思う4つの瞬間

足りないものづくしで不完全燃焼な日々を送るワーママたちが、

どんな瞬間に仕事を辞めたいと思っているか、

についてまとめました。

子供の成長を見逃しがち

仕事をしながら子育てをしていると、

どうしても子供と過ごす時間が削られてしまいます。

 

子供達は1日の大半を保育園や学校の先生と過ごし、

日々の子供の成長は先生たちから教えてもらう

というワーママも少なくありません。

 

日々の生活の中で子供たちは少しずつできることが増えていきますが、

日中に一緒に過ごす先生たちの方が、

子供達の初めてを目撃する方が断然多くなります。

 

子供と過ごす時間が増えたなら、

そんな子供の成長を見る機会も増えるのに…。

 

それは多くのワーママの切実な思いでもあります。

 

 

仕事も時間が限られて不完全燃焼

仕事も家事も育児もしていれば、仕事にばかり時間を割けません。

 

会社によっては、小さなお子さんがいることを考慮して

しばらくの間は時短勤務へと変更してくれます。

 

正社員でも子育て家庭に配慮ある対応をしてくれるところもありますが、

それだけ仕事の量を調整しなければならず、

同僚や職場にとって逆に負担なのでは…?と、逆にストレスに感じる方もいます。

 

急なお迎え要請での早退や有給がストレスに

これはほぼ全員のワーママが一度は感じるストレスだと思いますが、

子供が急に体調が悪くなったり発熱したり…

当然保育園や小学校からは「迎えにきてください」と連絡が来ます。

 

「37.5℃の壁」ってやつですね。

 

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保育園から電話が入っていると繋いでもらうたびに「げっ!」と思ったものです

電話が来たら仕事を早退したり有給を取らなければならず、

仕事を誰かに任せなければなりません。

 

申し訳なさ・肩身の狭さがストレスになってしまいます。

 

実家など、子供のお迎えを頼める環境であればありがたいですが、

その実家も都合が合わないとなれば、

最終的には自分が仕事を休まなければなりません。

 

特に3歳くらいになるまでは頻繁に熱を出しますし、

保育園や幼稚園でインフルエンザが流行ったり、手足口病が流行ったり…

 

ワーママにとっては、絶対に切り離せない悩みですよね。

上司や同僚の理解が得られない

同じ職場に独身やまだ子供がいない女性がいて比較すると、

ワーママはどうしてもこどものことで急な早退やお休みをいただく場合

が出てきてしまいます。

 

いくら社会が「働き方改革」「時間短縮勤務」などとうたいながらも

実際の現場では周囲になかなか理解が得られない場合も多いものです。

 

直接嫌味を言われることもありますし、

陰でコソコソ言われるのはもっと嫌ですよね。

 

そんな時は

「仕方ないじゃない。働きたくても子供をみてあげられるのは私しかいないのに」

と悔しい気持ちになりますよね。

 

私自身も務めていたころ上司に

「保育園のお迎えは父親に頼めないのか」

と言われたことがありました。

 

もちろん、お互いの仕事の状況次第で分担することが理想ですが、

基本保育園の終わる時間よりも帰宅が遅くなる旦那に頼むことも難しく、

私がお迎えにいくしかありませんでした。

 

周囲の理解を得られない中での仕事は、

「お願い電話来ないで」と祈りながら常に申し訳なさを感じながらなので、

ストレスを感じずにはいられません。

 

 

ワーママが退職をしぶる5つの理由

いくら辞めたいと思う瞬間がたくさんあっても、

いざ辞めるとなるととても勇気がいるもの。

 

簡単に「じゃあ辞めよう」とはいかないものですよね。

 

その退職をしぶる理由を挙げてみました。

収入面での不安

「収入が減ってしまうのが怖くて仕事を辞められない」

これは多くのママが抱える悩みです。

 

家計を支えるために仕事を続けているというワーママも多く、

子供と過ごす時間を増やしたくても、お金がなければ心の余裕が持てません。

 

「収入面での不安がなければ仕事を辞められるのに…」

そう思っているママは圧倒的に多いんです。

 

 

社会との繋がりを持ち続けたい

仕事をしている=社会と繋がりがある

と感じているワーキングママも少なくありません。

 

人が自然と持ち合わせている所属欲というのが関係していて、

どこかに所属して働いていることで、

より人生が充実すると考える方もいます。

 

仕事で成果や結果が出た時の喜びや達成感。

職場での出会いや変化といった刺激的な時間。

 

仕事を辞めることで機会が失われてしまう。

そのために仕事を諦められない方も少なくありません。

 

 

「社会人として自立していたい」という思い

 

仕事をしていれば、妻や母ではなく一人の社会人として認識される。

それが社会人として自立している、認められていると感じるママもいます。

 

家では夫の妻であり、子供達にとっては母。

 

けれども仕事場では1人の大人ですから、

専業主婦になると世界が狭まってしまうように感じるという意見もあります。

 

仕事をすることで、考え方や視野が広がるというメリットもあるので、

そんな刺激がある職場を失いたくないからと、仕事を辞めない選択をするワーママもいます。

 

 

専業主婦に向いていないと自覚している

 

ワーキングマザーの中には、専業主婦には向いていないと自覚している方もいらっしゃいます。

 

子供は大好きだし愛しているけれど、

子育て一色になるよりも、仕事もしていたいという考え方もあります。

 

必ず女性は子育てに集中したい、というわけではありません。

 

正社員からパートや時短勤務にすることは考えていても、

仕事そのものを辞めようとは思っていない方も少なくありません。

 

 

両立しているワーママと自分を比較してしまう

 

「仕事と子育てで疲れるよね」なんてグチを言い合いながらも、

なんだかんだ言ってママ友は仕事も子育ても両立している…

 

そんなワーママがいると、どれだけ大変でも自分もしっかりこなさなければと思ってしまいがちです。

 

「キツイ」「疲れた」と言いながらもしっかりこなしている人がいるなら…

と思うかもしれませんが、ママ友とあなたでは何もかも違いますから、周囲と比べるのは間違いです。

 

現状をどうにかしたいと感じているなら、

それこそが人生の転換期であり、変えるチャンス。

 

生活を変えたいという気持ちを大切にしてくださいね。

 

 

思いっきりストレスを発散する方法

 

仕事も育児も不完全燃焼で、時間も足りなくて忙しくて疲れが取れない。

ふと仕事を辞めたいなと思うほどストレスを感じている時、

ワーママさんたちはどのようにしてストレス発散しているのか、気になりますよね。

 

1人になれる時間を作る

一番のストレス発散は一人になれる時間を作ることかもしれません。

溜まっていた家事をひたすら進めることが出来ますし、好きな音楽を聴いたり雑誌を見たりしながらゆっくりティータイムを過ごすことが出来ます。

普段、子供たちのお世話でバタバタしていると「誰にも邪魔されずに一人」ということがとても貴重な時間となり、リフレッシュするためにも有効に過ごしていけるといいですね。

 

旦那さんとストレス発散方法について話してみる

旦那さんが話の聞き上手なタイプであれば、相談してみるといいですね。

自分はこんなことで今手いっぱいでストレスを感じているということを。

日々の家事のことであれば、掃除はロボットに頼むことにするとか、食洗器を買うとか検討出来ますし、「洗濯は旦那の担当ね」などと分担する話し合いが出来ます。

子供の急な発熱などのお迎えや体調不良でどちらかが付き添いで休暇を取らなければならない時も、どちらが対応するのか決めることも大切なことです。

週末や休日の過ごし方も、溜まっていた家事をする日にする、旅行に行くなど、ストレスをためないようにするのに話し合いはとても大切ですね。

 

ママ友と話す時間を作ってみる

特に、仕事をしながら子育てをしているママ友同士なら、

似たような不安や悩みを共有できるかもしれません。

 

誰かと共感できるというのは、どことなく安心感を感じるものです。

また、誰かに話すことでスッキリすることもありますよ。

 

誰かと話した時に初めて、自分で自分を追い込んでいたことに気づくこともあるでしょうし、

弱音をはけるというのも、とても大切なことです。

 

 

これ以上仕事を続けるのは無理だと思う瞬間がきたら…

 

仕事を続けるべきか辞めるべきか、夫をはじめとする家族に相談したり

友人やママ友に話してみて、

どうしても辞めたいという気持ちが消えないこともあるでしょう。

 

そんな時には以下のようなポイントを振り返ってみてください。

 

 

職場での人間関係やストレスが増えたかどうか

職場で気まずい思いをしている、会社に行くのが辛い、仕事が辛いetc…

 

そんな状態で仕事を続けるのは心身ともにストレスですから、

会社に時短勤務を相談してみたり、仕事に関する変化を作り出さなければなりません。

 

特技を活かした仕事かどうか

 

これまで積んできた経験や地位・キャリアがもったいないと感じてはいませんか?

今の職場ではなく、別の場所なら活かせるかもしれない。

そう感じた時ならば、それが転職やステップアップのタイミングなのかもしれませんよ。

 

 

働く最大の目的がお金

当然、ワーママが働く理由としてダントツに多いのが「お金」です。

 

ただ、目的がお金だけになってしまうと、時短勤務であろうがパートであろうが

時間を消費しているという感覚だけが大きくなってしまいがち。

 

仕事は労力と時間を消費して収入を得ますよね。

 

そして収入だけでなく経験や知識を得て、キャリアを積んで

達成感や充実感を味わって人生経験が豊富になっていきます。

 

達成感や充実感は感じられない、ただお金だけが目的だと感じているなら

仕事にやりがいを見いだせていないと言えるでしょう。

 

 

イライラして家族にキツくあたってしまう

 

仕事にやりがいが見いだせない状態だと、ストレスや疲労が溜まるばかり。

 

肉体的にも精神的にも余裕がなくなってしまい、

帰宅してから子供や夫にやつあたりしてしまう…

 

家族にもイライラしてキツくあたってしまうようになったなら、

それは心が悲鳴をあげている証拠です。

 

もしも仕事が最大のストレスになっているなら、

仕事を辞めるという選択も重要になります。

 

今の生活で何が一番のストレスになっているのかをよく考えて、場合によっては仕事を辞めた方がいいでしょう。

 

当てはまっていたら仕事を辞めるのもアリ

 

上記で紹介したポイントに心当たりがある・当てはまっていると思うなら

仕事を辞めることも考慮していくべきでしょう。

 

仕事を辞めた後のことが心配かもしれませんが、

仕事を辞めたからといって命を落とすわけでもないですよね。

 

仕事を辞めた後の不安要素は、いくらでも対策があるはずです。

 

正社員からパートになれば収入は減るでしょうが、時間に余裕ができます。

時間に余裕ができたなら、子供と過ごす時間に充てられる。

 

仕事を辞めて充実した時間を過ごして初めて、「仕事を辞めて正解だった」と実感したというワーママも多くいらっしゃいます。

 

家計的に収入を減らすことができない場合には、

私のような自宅でできる仕事をメインにしてみてはいかがでしょう。

 

在宅ワークでは十分に稼げないのでは?と不安感があるかもしれませんが、

仕事の内容によっては月に20〜30万稼ぐことだって可能です。

 

このままでは疲労やストレスが溜まるばかりだと感じているなら、

私のように「在宅ワークで稼ぐ」という選択肢があることも思い出してください。

 

 

まとめ

 

仕事を辞めたいと思うほどツライ日々を送っている、

我慢し続けてストレスが溜まっている…本当に毎日よく頑張っていると思います。

 

 

もしも仕事も家事も育児もバランスよくこなせたならば、

デメリットがありつつも子供にとってのメリットだって感じられるはずです。

 

ストレスが溜まってイライラしている時には、

ネガティブなことばかり考えてしまって、メリットやプラスな面に気づきにくいものです。

 

今、自分は何に不安を抱えて悩んでいるのか、

自分1人で向き合うだけでなく、誰かに話してみることもリフレッシュ法の1つですよ。

 

どんな工夫をしてもツラさを解消できないなら、働き方を考え直してみましょう。

 

・正社員からパートに変えてみる

・時短勤務に変更してみる

・仕事を辞めて在宅ワークを始めてみる

 

それ以外にも選択肢はあります。

 

何を大切にしたいのか、どんなことに時間をかけたいのか、

仕事と子育てと家事のバランスをどうすればマイベストなのか。

 

あなた自身にとっての最善を考えてみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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